かぎ絵描き雑記

日本のひなたで絵を描きながら、絵に関する様々な内容を書き連ねています。主にTwitterへ投稿した内容の転載です。

雑記:人を選ぶ上達方法、という話を見て考える(Twitter:2023/06/15)

偶然見かけて、色々と考えさせられた内容。
引用元の方が「人を選ぶ」と慎重に述べている理由は、これが「正解」と思われると、有害な論理へ転用される恐れがある、という点もあるかもしれない。
合わなかった場合も大変だが、適していても問題になる場合がある。

絵は思考の産物なので、絵を矯正するという行為は、思考の矯正に近い。
万が一、技術の優劣で人を差別する人間が「思考の矯正」に適応してしまうと、「他人の思考を潰して喜ぶ、社会性の欠如したお絵かきモンスター」ができてしまうかもしれない。

「技術だけではなく、他者への敬意や協調性を考えることも大切である」という観点、つまり機械の製造ではない「人間教育」の観点で考えても、「劇薬」という表現は適切であるように思う。