彩色における思考を省力化すべく、クリスタでカラーセットを作っているけれど、思い通りのセットを作るのが難しい。
「単純な規則性」「自然な色変化」「白から黒までを繋ぐ」という方針で作っているが、ほぼ必ず、どれかを妥協することになる。
彩度固定で白から黒までを繋ぐならHLS色空間が使いやすいが、輝度50近辺の色変化が不自然になる。
自然な色変化を目指すならHSV色空間が適切なように感じるが、白から黒までを単純な規則で繋ぎにくい。
HLSとHSVの双方で困るのが、薄く柔らかい色の変化。色空間の移動が曲線になる。
HLS色空間なら割と単純な法則で途中までは作れるが、輝度50を境にして値の計算方法が変わるような感じで、白から黒までが繋がらない。
HSV色空間で曲線を描こうとすると、法則が複雑になってしまう。