制作中の絵。
絵の制作過程:「countess(20231031)」(Twitter:2023/08/17-2023/08/19)
制作中の絵。
しばらく時間を空けた後、ふと思いつき、現在の二点透視で直交線が回転した時の見え方を確かめてみる。
人物の頭身で縮尺を合わせたパース定規を作り、縮尺を維持しながら消失点の位置を動かして、直交線を描く。
すると、頭頂付近での見え方が妙に目を引く。
既に作ったパース定規でこのまま進めていくと、人物の上半身は見上げた感じが強くなりすぎると思い、遠近感を再考する。
とりあえず人物が基準なので、まずは遠近感を考えず、頭身による縮尺の目印を作る。
縮尺の目印を決めたら、直交線の見え方を考える。
今回は見上げる構図にするので、消失点の位置は画面下側になる。
消失点から離れるほど違和感を覚えやすくなるので、画面上部の違和感が少なければ、おおよそ見映えは整うはず。
人物の頭部付近に描く直交線が目安になりそうな感じ。
雑記:現状の画像生成AIと思考の視界について考える(Twitter:2023/08/14-2023/08/16)
画像生成AIに関する情報を見ていると、どうも自分が使うと、精神に悪い影響がありそうに思える。
現状の画像生成AIには結果の再現性が無いようなので、AIを使い続けていると「どこで妥協するか」という思考が増えて、それが思考全体を侵食し、どんどん怠惰になってしまうような気がする。
「過程を飛ばして結果が出力され、再現性は無い」となると、「中断と再開」という感覚は不要になる。
そういう道具を使い続けると、「長期で見た時の最適選択」を考える力が弱まり、短期的な最適解ばかり考える傾向が強まりそうな気がする。
現在の自分は絵の完成に時間がかかる割に、「長期的な成果のために、目先の利益を積極的に捨てる」という行動が苦手で、視野が狭くなりやすい。
長期の視点を持ちつつ、妥協を排除していくために、画像生成AIの使用は「禁じ手」にしておいた方が、自分とってはよさそうな感じ。
絵の制作過程:「dress(20240531)」(Twitter:2023/08/11-2023/08/13)
制作中の絵。
左腕の配置が良くない、あるいは不自然な気がしたので、配置を考え直す。
途中で考えづらくなったので、一度左腕以外の部分を整えてみる。
左腕を曲げたり、伸ばしたり、上げたりして、良いと思えるポーズを探す。
「この絵はどういう場面なのか」という観点が、こういう時に有効なのだろうと思う。
思考の整理を兼ねて、一度、現時点での全体像を描き出してみる。
絵の制作過程:「dress(20240531)」(Twitter:2023/08/07)
制作中の絵。
描いた内容を見直して、おぼろげながら背景の案が浮かんだので、ざっくりと色を置いてみる。
全体を見た時、左右で重みの均衡が少し悪いような気がする。
あと、場面の説明が思い浮かばない。
印象と内容を検討するため、濃淡の配置を変えて比較してみる。
明暗はそこそこ合っている気がするが、それ以上詳しい内容が浮かばず、どうも案が鮮明にならない。
気力が衰えている状態に陥ったが、何か進歩が欲しいので、できることを考える。
構成や案の判定のような深い思考は無理だろうと判断し、とりあえず、描いた線をひたすらなぞって、絵に対する勘を深めることにする。
絵の制作過程:「dress(20240531)」(Twitter:2023/08/07)
制作中の絵。
描いた概形に合わせて人物の色置き。背景はひとまず単色を置いてみる。
雑記:絵を描く手が止まる原因について考える(Twitter:2023/08/06)
自分の絵を描く手が止まる時について考えると、今のところ
「この絵は描き上げる意味があるのか、という不安」
「もっと良い方法があるのではないか、という疑念」
の2つが原因として挙げられるように思う。