制作中の絵。
今の自分にとって、背景、特に室内の背景を描く利点のひとつは、理屈で描けるということ。
人物を描く時にはどうしても、印象の良し悪しを逐次判断しなければならないので、気持ちを整えておかないと、なかなか難しい。
その点、室内の背景は設定を先に固めていれば、理屈で進められる。
背景を描く利点は、地道に描いていけば、絵全体がそこそこ良い内容に見えてくる、ということもある。
「この絵、本当に良いか?」
という不安に駆られた時、しっかり考えた背景がそれなりにできていれば、
「意外と良い感じだな」
と、やる気が下支えされ、進める気分になれる。