かぎ絵描き雑記

日本のひなたで絵を描きながら、絵に関する様々な内容を書き連ねています。主にTwitterへ投稿した内容の転載です。

絵の制作過程:「white(20230531)」(Twitter:2023/06/02-2023/06/06)

制作中の絵。

スカートの描写に加えて、思考力があるうちに手と腕の塗りを細かくしていく。
手は毎回苦労するけれど、何度も描くことで、描き方を定型化できる内容が増える。
同じような形なら、描くたびに気負いが減っていく感じがするので、似た構図を繰り返し描く意味も、それなりにあると思う。

Twitter初出:2023/06/02

スカートの縁取りや、顔付近の描き込み。
縁取りは、全段の明暗変化を決めてから細部を描き込んだ方が、変化を自然に描ける。
体力が減り、判断力が衰えている時は、再開が非常に難しい。失敗への不安が生じると手が止まる。
まずは体力の回復だが、負荷が少ない作業も重要だなと思う。

Twitter初出:2023/06/03

影や、各所の細かい描き込みを継続。
進行が滞っている気がして、あまり見栄えも良くならず、だんだん気が滅入ってくる。
意欲を回復させる必要があると感じ、後でやろうかと思っていた演出の影付けに手を出してみる。

Twitter初出:2023/06/04

服を少し描き込んだ後、目の描き方がどうしても気になってくる。
線頼りで平面的すぎると感じたので、資料を見ながら手を入れると、一重まぶたになってしまった。
形を考えながら色々試した後、睫毛も含めた目の周りは、面の位置ではなく、向きを重視して塗るべきかと考える。

Twitter初出:2023/06/05


目の周囲は、塗っている場所が「眼窩、まぶた、目頭、鼻」のどこであるかを意識しつつ、その形を考えて塗ると良さそうに思える。
絵を描いていて一番苦しい時は、表現方法の案すら思い浮かばない時だと思う。
逆に、試す価値がありそうな方法さえ思いつけば、気はだいぶん楽になる。

Twitter初出:2023/06/06