かぎ絵描き雑記

日本のひなたで絵を描きながら、絵に関する様々な内容を書き連ねています。主にTwitterへ投稿した内容の転載です。

絵の制作過程:「countess(20231031)」(Twitter:2023/07/02-2023/07/05)

制作中の絵。

以前の絵で迷った時のことを思い出しながら、人物の描写を考える。
画面内で人物が占める面積や、ポーズの概形を考えた上で、人物設計用に二点透視のパース定規を作ってみる。
人物が向いている方向や床の遠近感を、直線や円を描いて考えながら、パース定規の配置や縮尺を調整する。

Twitter初出:2023/07/02


人物設計の段階で、パース定規を使って幅や奥行きの感覚を掴む時は、頭身のパースグリッドでも十分実用に耐え得るかもしれない。
当初は20cmの長さを計算して指標にしていたけれど、人物を考えている間は主に頭身を目印にするので、正確性は落ちても頭身をそのまま使う方が楽。

Twitter初出:2023/07/03


パース定規で体の向きを考えるとなると、消失点を設定するために左右方向と前後方向の基準となる線が必要になる。
とりあえず左右方向は腰と、胸の下端辺りを目印にしてみた。
だが、前後方向の目印をどこにすればいいか悩む。

Twitter初出:2023/07/04


立っている人物のパースを設定していると、先に立ち位置を決めることが、かなり重要に思えてくる。
消失点の場所や水平線の高さは、少しでも変えれば、必ず全体の調整が必要になる。
目印として、立ち位置を中心にした基準線を引くと、変化がわかる。

Twitter初出:2023/07/05#01 Twitter初出:2023/07/05#02